【選択式長文編】

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ただただただ、君の瞳を見つめたかった

もう会うこともないだろうけど、ありがとう

君との恋、冷たくて甘いシャーベットのよう

古き日の、彩のさきに繋ぐ恋と想いの調べ

ただただ、見つめているしかできないの

だってだってだって、今まで普通だったじゃない

月の下で小さく囁く、君の声は聞こえない

静かなひととき、貴方と二人息を潜めて夜を泳ぐ

静けさに紡ぐ、玉響の君に捧ぐ

ただ、ただ、ただひとつ、行かないでほしかった


お願いします、これが最後の恋だから

夢見ていただけだって、それでも良かったはずなのに

君と進む道がどれだけの困難に満ちていようとも

血腥い明日と言う日に、見つけられるものなどもあるか知れない

神様なんていないと思い込むことこそが縋る手を探しているのかも知れなくて

夢と未来に因果関係なんて無いから、何処にだって飛んで行ける

貴方に会いたい、それだけを望んで飛び降りた先は何処

籠の鳥は飛び立つ事を望むのか、それとも

見放された愛の行方に、ただ望む

尽き果てるまで、咲く花に囁く


貴方の傍にいたいと、騒ぐ心に蓋をして

夢みたいに、美しいひとに戯れの愛を

終わってしまった世界に、必要なものなんてあるのか

もう少しでつかめそうだった、貴女はもうここにはいない

傍にいて欲しかった、ただそれだけだったのに

静けさに揺れる想いと揺らめく声に、僕の精神は溶けて消えた

愛し過ぎて胸が痛くて、悲鳴をあげる心なんていらない

貴方が笑ってくれるなら、罪を犯したとて耐えられた

はなびらの舞う頃に、また会いましょう

貴方の為に尽くす事、それが私の喜びでありただ一つの真実なのです


お前は私のもの、髪の一筋すら他の者に触れさせてはいけない

心など消してしまえば、苦しむ事なんてなくなるはず

美しく、麗しく、穏やかで、物静か、そんな人間、いるわけがありませんよね

嗚呼、嗚呼、貴方のいない空の下、どうやって生きていけばいいのですか

ただただ二人で幸せに、そんな風に生きて行けたら、良かったのにね

真っ白なエプロン、テーブルセット、目の前には大切な貴女

大好き、大好き、大好き、何度言ったって言い足りないの

ひっそりと咲く花のように、貴女との恋を誇りましょう

さよならを告げたその目はもう私を見ることはないのに

私は駒を求める、聞きわけが良く、能力があり、疑問を持たぬ良い駒を


ただの暇潰し、ひとときの安らぎ、甘く夢見る、心地良い冷たさ

手をつないで、傍に居て、そんな事だけで幸せになれる

何処に行けばいいのか、何をすればいいのか、ここは何処なのかすら見えなくて

あなたといると幸せ、甘く甘く、永遠を望んでみるんだ

なんで、どうして、こんなにも胸が痛いなんて

意味があったわけじゃない、ただ、目を離せなかっただけ

抱いて抱いて、抱き締めて、誰にも渡さないで、私だけのもの

色とりどりの宝石みたいに、私の心を潤ませる

例えそれで今の関係が壊れてしまうのだとしても、どうしても、どうしても、伝えたかったんだ

笑って、笑って、笑って、そうやって嘘を積み重ねて生きてきた


望んだわけじゃなかったけれど、それでも今、私はココに立っているから

巻き込みたくない、守りたい、私の願いはそれだけだから、傷つけないで

私は一人でいられるんだよ、傍にいてくれなくてもいい、ただ、心があれば嬉しいけれど

サヨナラサヨナラ、サヨウナラ、全てもう終わりにするんだ

離したくは無いのです、それでも離さなければならないのなら、必ず迎えに参ります

大丈夫大丈夫大丈夫、私はまだやれるんだ

悪を倒す、そのためだけの力、決して間違えたりはしないから、大丈夫

離れて行ってしまうかもしれない者を慕うのが、これほどまでに難しかったなんて

必ず、手に入れてみせる、誓いをかけた、いつかの夜

夢を見ていたんだと思ったら、それはただの嘘だったなんて


ずっとずっと夢見ていた、貴方の腕に触れることも、華奢な肩を抱くことも

誰にも何も、殺して壊す権利なんてない、ただ、狂わされていく現状に

愛しているよ、愛しい子、永遠に、私の傍に置いてあげるから

忘れないで欲しいと、言葉は罪に濡れて

触れてみたいと手を伸ばしたの、けれど貴方は遠すぎて

夢を見ているだけではいられないの、前を向いて今を見なきゃ

壊れるほど、甘く硬質に揺らぐ意味

愛だけで全てが上手く行くなんて思ってはいなくて、それでも、貴方といられたら最高

これから何処へ行けばいいのでしょう、誰もいない壊れた世界

冷たい風の吹く中も、あなたの隣にいるのなら幸せ


見えぬままの瞳は明日を思う余裕なんてなくて

絡めた指先から、伝わる想いもあると思う

硬質なその意味は、冷たく流れる雫を纏う墓標となる

冷たく温かく、切り裂くようでいて全てを包む

私の心を蕩かすのは貴方?

あたまをなでてくれるてのひらがあたたかくて、ただしあわせだった

一瞬に目を奪われた、壊れそうなほどの儚い微笑み

血の臭いと生死のハザマ、そんなところがただ俺の生きるバショ

コレはただのオシゴトだから、見つめる先に映るのは虚無

光ある空は眩しくて、手を伸ばしたら焼け付いてしまいそうだと思った


どうしたらいいかわからないの、だって、初めてなんだもん

今宵私と、恋に落ちてはくださいませんか

熱情に抱かれて、くちびるにぬった毒が回る

戻りましょう、愛すべき過去へと

ダメ、ダメ、絶対ダメだから……こないでほしいの

優しく、穏やかに、包んでくれる腕が愛しい

透き通るほどに綺麗だから、留まることを知らず憂鬱

高潔な闇に憂える、あなたは何処にいるのでしょうか

届かないことを知っている、届かないからこそ愛おしい花に捧ぐ

砕け散った硝子の破片に映るのは、七色よりも輝く夢


子供のじゃないのと言い張りたくて、けれど埋まらない差はどうすればいいの

雨音の奏でるメロディー、いつまでも聴いていたいと思っていたの

愛していると気づいたときから、絶望が襲った

手がかかって、振り回されて、それでも大切なんだから仕方がない

束縛なんてだいきらい、だって僕は好きで君のトナリにいるんだ

いつか出会う運命のために、今日も背筋を伸ばして美しく在れ

角砂糖の丘を舞う蝶は蒼褪めた月の夢を見る

触れていたいと望んだのは夢でもなく確かにあった現実のこと

離れないでいてほしいと願ったのは星の綺麗な夜でした

君の夢を見たのは遠い昔の名残を聞いた後だから