【戦場四四】
01:放たれた永劫の闇
02:散る赤、舞う悲鳴
03:吐き出された叫び
04:これが真実
05:切り裂いた痛み
06:流れ出る血液
07:痛み続ける傷
08:どこまでも美しいばかりの空
09:怯えた目を見つめるばかり
10:触れられないのは汚れているから
11:すべて洗い流してほしい
12:慈悲を
13:狂気の華
14:泣く声を笑う彼
15:もっと苦しめ、もっと愉しめ
16:彼が僕だけに向ける笑顔の意味
17:煙と、灰と
18:連れられていく敗残兵
19:ゆるされざるつみを
20:ひとごろし
21:思考は捨てろ、あるがままに動け
22:殺すための理由
23:涙なんてただの水
24:あふれだすことのは
25:殺戮中毒
26:濡れて、溺れて
27:赤を覆い隠す白に埋もれて、眠りたい
28:破り捨てた手紙
29:舞い上がる砂
30:帰る場所なんてなかった
31:血を浴びて、崩れるまで
32:骸に駆け寄る幼子に、
33:薄曇りの空の下
34:刃よりも愛を、それがだめなら命をください
35:命令と、守りたいもの
36:剣にかけた正義の意味
37:弱き者のために
38:ひとしずくのきれいなくうき
39:清廉な瞳に貫かれて
40:矛盾、それは当たり前
41:従順であることが必ずしもよいこととは限らない
42:血塗れの善意
43:純粋な悪意
44:決断、それから
血に塗れて、赤に染まって、狂ってゆく、くるってゆく。ありもしない光に手を伸ばして、千切れた空の欠片に願って、散ってゆく、ちって逝く。