【箱庭百題】


100全てを使うのが大変と言う方は、10づつの句切りでお使いください。 その他の使い方は、全体の使い方と同じです。

001:伸ばした指先に触れる世界
002:歩き出した、行き止まり
003:閉塞感
004:たったひとり
005:硝子の麒麟
006:壊れた玩具
007:迷路の中
008:向こう岸までどのくらい?
009:導きの影
010:せせらぎに身を委ね

011:停止した季節
012:お人形遊び
013:パパとママの写真
014:割れた写真立て
015:月のない星空
016:歌うのは鎮魂歌
017:遊び疲れて眠る少女
018:寄り添う猫の笑み
019:幸せな夢
020:目覚めたらまた独り

021:お空の向こう側に行きたいわ
022:咎める者
023:張り巡らされた鎖
024:花の楽園、鳥籠の中
025:美しい装飾の施された檻
026:甘いお菓子の誘惑
027:一羽の鳥
028:焦がれる
029:開け放たれた扉
030:閉ざす手に縋りつく

031:実験場
032:作られた庭
033:蝶の留まる蜜
034:変わらない刻
035:美しいばかり
036:錯覚
037:泣き声
038:舞い降りた一条の光
039:いってはいけない
040:約束

041:繰り返し、操り返し、狂い咲く
042:苦しむことなどない
043:永遠の輪廻
044:痛みの生をもう一度
045:また逢える
046:せき止められた命の河
047:ただ哀しいだけ
048:死も生も巡らない
049:愛おしい死に留まったまま
050:永久のさよなら

051:自ら作り出した
052:望んで囚われている
053:いつか果てるまで
054:罰
055:救い出してあげようか
056:閃いた剣
057:赦しなんていらない
058:つながれたまま生きる
059:安寧と言う罪
060:傷つけて傷ついて

061:守るためだから
062:安全区域
063:逃げ出したい
064:冷たい感触
065:血の臭いなんて知らなかった
066:やさしいひと
067:守られるばかりじゃない
068:今度は私が
069:果ては地獄か極楽か
070:行かなければ始まらない

071:鬼も蛇もない
072:越えれば泪雨
073:せめてあの子だけでもと
074:代価
075:たったひとりのためだけに
076:ほどけた帯
077:泣きながら祈った
078:蝶が導く
079:掠うのは猫
080:花の護人

081:月夜、砂の城
082:誘う声
083:結界
084:侵入者
085:危険信号
086:来るべき者、来てはいけない者
087:崩れかけた壁
088:気づいてしまう
089:抱きしめる腕
090:幼い骸

091:組み上げたシステム
092:飴色プログラム
093:幼子の指先
094:二つの人形
095:配置は対称
096:崩壊遊戯
097:クライシス・プロローグ
098:微かに響くオルゴールの音色
099:誰かが望んだ結末
100:錆びついた箱庭


ミニチュアの箱庭、永遠に繰り返す運命と言う名の輪廻は創られたものかそれとも――