【狂歌百題】


100全てを使うのが大変と言う方は、10づつの句切りでお使いください。 その他の使い方は、全体の使い方と同じです。

001:笑いながら絞めた首のほそさに酔う
002:月の明るい夜
003:君だけでいい
004:血塗れの腕にキスしよう
005:なんて綺麗に光る雫
006:白い肌に浮かぶアカ
007:人形のような瞳
008:ずっと傍にいてあげる
009:些細な抵抗の結末
010:心臓に触れるみたいに

011:狂宴
012:贄
013:冷たい感触
014:絶望の先にあるもの
015:引き裂かれたココロ
016:ひとりぼっち
017:痛みと快楽と苦しみと
018:魅入られた
019:玩具
020:棄てられたのは

021:甘くて極上の蜜
022:暗闇の路地裏
023:光るナイフ
024:獲物
025:神の悪戯
026:殺人=快楽
027:逃げて、逃げて
028:誘われた兎
029:切り刻んで――
030:「楽しかったよ」

031:罪悪感を伴わないと言う罪
032:美しくも儚く
033:DOLL
034:使い捨て
035:孤高の人
036:失くしたモノは
037:月光
038:白いショールを靡かせて
039:冷たい体
040:突き詰めた狂気は正常と変わりない

041:毒を湛えた泉
042:切り刻みたいほど愛おしく
043:わたしはだぁれ?
044:熱に浮かされ
045:黒に侵される
046:世界に一つの闇
047:静寂の中、独り
048:触れる悦び
049:硝子の森
050:月の舟

051:滴る熱をその身に受けて
052:ストロベリー・ムーン
053:何よりも美しい笑顔
054:優しさの裏は
055:温もりが痛い
056:届かない星空
057:気紛れの愛撫
058:従順であると言うこと
059:髪を梳く手のひら
060:首に結んだリボン

061:寵愛
062:掠れた叫び
063:涙の跡
064:雪に彷徨う
065:ブランデーの香
066:闇に揺蕩う
067:命と引き換えるものは
068:忘れられた子供
069:終わらない冬
070:幻の夜

071:現に惑う
072:明けない夜に閉じこもる
073:必然の意味
074:初めから決められていた
075:あがいた自由の味
076:絶望の色
077:火遊び
078:育てた白は枯葉に消えた
079:朝霧に映る影
080:夕闇に溶けた黄昏

081:立入禁止
082:接触恐怖
083:暴行依存
084:恋愛盲目
085:虚妄野望
086:偏執愛好
087:冷淡偏愛
088:夜色中毒
089:投影錯綜
090:箱庭幻影

091:歪んだ幻に漂う
092:享楽に演じて保つ精神
093:愛していると思い込んだ
094:自らすらもいらないと慕う
095:打算だけに生きた果てに裏切り
096:青に固執する理想
097:泣かせてみたいだけ
098:生きる場所は檻の中
099:滲む靄の向こう側
100:閉じた場所の終わりは崩壊


嗚呼この月は美しい、赤い宝石、青い涙、狂っていると言うのならそれもいいだろう、それでも君は――美しいと私は知っているのだから。